D500 DX18-300VR |
ーーーーー躍動する犬を撮影するにはどんなカメラがいいのか?ーーーーー
★2018冬更新 ペット撮影に必要なカメラスペックとは↓
〇チルトモニタ(バリアングルモニタ)→ローアングルで撮影する
〇高性能なAF→犬は動く。追尾AFが便利
〇高画質→iphoneよりきれいに
〇手振れ補正→素人は手ぶれさせる。
〇高速シャッター→犬は動く
〇高感度→撮影のほとんどは室内か曇り空(^^;
〇連写→犬の動きをとらえたい
△意外と望遠は必要ないかも→犬はそれほど遠くに行かない
△ファインダーはなくてもいい。どうせローアングル
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コンデジをいろいろ試してみたが、行き着く先は一眼レフ。
最近はミラーレスの時代になってきたようですが、男は一眼レフ。
(ついにニコンもミラーレス時代に突入。Fマウントを捨てるときが来たようです。だとしても一眼レフであと5年は戦えるはず?)
今回は連写番長のニコンD500を投入しました。
APS-C機の最上位機種。
とりあえず一枚 |
今回D500と比較する機種は前所有機のネオ一眼RX10M4です。
オートフォーカスの性能や連写スピードはソニーRX10M4に負けている気がする。
しかしながらさすがの一眼レフD500は素人撮影には十二分の性能です。
なにより操作性がいい。撮りたいときに撮ることができるレスポンス性がいいですね。
センサーサイズの違いなのか画像処理能力の違いなのかわかりませんが、高感度のノイズがD500は少ない気がします。
D500の不満点はライブビュー(モニタ)撮影のAFがいまいちのスピードということでしょうか。ローアングルからの撮影が多いのでちょっとストレスです。
(ソニーの瞳AFの動物対応が実装されたらフルサイズミラーレスのα7シリーズに浮気しそうですが、どうにもソニーの操作性(メニュー画面含む)がしっくりこないんですよね・・・。)
D500に装着したレンズはAF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VRでドッグランにいる犬達をレンズ交換なしで撮影。手ブレ補正もついていて安心。
望遠側が暗いし、解像度が粗い気がするけど素人が楽しむ分には十分かな。
動く犬の撮影ではシャッタースピードは1/800〜1600秒で撮影がいいとのことだが、実際のところ1/800sでは走る犬が結構ブレる。素人の自分的には1/1250〜2000sでの撮影がいいと思う。
天気によるけど、ISOは最高1600で設定したい。しかし12000まではやむなしか。
以下の写真は1/1250s iso160 f5.6
AF-C ダイナミックAF72点(フォーカスポイントは中央)
手持ちで追いかけている
手持ちで追いかけている
ダイナミックAFの効果のおかげか犬にピントはあっている気がする |
やや雪もちらつく日没前の撮影なので若干暗い画像になったが、個人的には概ね満足な出来だと思っている。
犬の目にピントをあわせるつもりで撮影しているが、たまにずれているのが自分の腕が悪いのか、ダイナミックAFの挙動なのかは不明。今後ダイナミックAF25点やシングルポイントAFでの撮影も試してみたい。
グループエリアAFで撮影すると、前足や蹴り上げた雪にピントが合ってしまうことが多い。
動体を望遠で撮る場合は注意が必要だと思う。
動体を望遠で撮る場合は注意が必要だと思う。
AF-C グループエリアAFで撮影 顔の前の雪にピントが合わさる。 1/500s ISO100 Pオート撮影 |
3Dトラッキングに関しては大物(飛行機や電車)撮影には効果を発揮すると思う。
犬の場合、すぐに顔からピントが外れてしまう。
★D500でのペット撮影評価
良い点
〇高性能なAF→めちゃ速
〇高画質→さすが一眼レフ(フルサイズよりは劣る)
〇手振れ補正→レンズによる。とりあえず気にならない。
〇高感度→ISO6400以上だとノイズが目立つ場合あり。しかし12000くらいまでなら許容できそう。
〇連写→満足。AFの食いつきいい。但し、連写時はシャッターのショックで結構ブレる。
不満点
△チルトモニタ→ローアングルで撮影する場合はAFが遅い。
・レンズが高額。FXだとなおさら。
・重い。許容範囲だけど。
RX10M4と比べると、ズームが早く行える。逆を言うとRX10M4の電動ズームは遅い→犬の撮影には致命的な不満点だと思う。
良い点
〇高性能なAF→めちゃ速
〇高画質→さすが一眼レフ(フルサイズよりは劣る)
〇手振れ補正→レンズによる。とりあえず気にならない。
〇高感度→ISO6400以上だとノイズが目立つ場合あり。しかし12000くらいまでなら許容できそう。
〇連写→満足。AFの食いつきいい。但し、連写時はシャッターのショックで結構ブレる。
不満点
△チルトモニタ→ローアングルで撮影する場合はAFが遅い。
・レンズが高額。FXだとなおさら。
・重い。許容範囲だけど。
RX10M4と比べると、ズームが早く行える。逆を言うとRX10M4の電動ズームは遅い→犬の撮影には致命的な不満点だと思う。
結局の所、2018年現在ではまだ一眼レフが操作性に優れているので犬の撮影には適している気がする。
SS1/1250s AF-C ダイナミックAF25点 合焦が速いので速写性が高い 手動のズームが間に合わない^^; |
ーーーーーーー2018/12/22追記ーーーーーーー
ダイナミックAF25点について
実際のところダイナミックAFがどんな挙動をするのか実験してみました。
AFの設定は以上 |
こちらに向かってくる動体を撮影
JPEG撮って出し
ダイナミックAF25点
AF-C
シャッタースピード優先 1/1250s
三脚使用
奥のゴールデンレトリーバーにAFでスタート |
ウィペットが邪魔をするけど、まだゴールデンレトリーバーに合ってる(と思う) |
後ろに隠れたけどAFはゴールデンレトリーバー(だと思う) |
完全に隠れたけどAFはゴールデンレトリーバー(だと思う) 手前のウィペットを、きちんと横切った物体とみなしているようだ |
顔半分が見えた。AFはゴールデンレトリーバー(だと思う) |
まだまだAFはゴールデンレトリーバー(だと思う) |
しっぽが邪魔してるけどAFはゴールデンレトリーバー(だと思う) |
しつこいくらいしっぽが邪魔するけどAFはゴールデンレトリーバー(だと思う) |
せっかく顔全体が出たのにAFはゴールデンレトリーバーの背中にすばやく合焦してしまった・・・ |
ダイナミックAFはかなり優秀なことがわかりました。
ただし
動く被写体が隠れてもフォーカスポイントを合わせ続ける撮影者の技術が必要です。
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